奥只見湖

昨日は、千円高速最後の日でした。
どこか行こうと言うことになり、母と弟と新潟県魚沼市の奥只見湖に行ってきました。
朝4:30起きで5:00出発予定が、結局5:30出発
関越に乗り一路奥只見湖に。

奥只見ダム
 福島県南会津郡檜枝岐村新潟県魚沼市に跨る、一級河川阿賀野川水系只見川
 最上流部に建設されたダム。
 映画「ホワイトアウト」(織田裕二松嶋菜々子主演)の原作地

「奥只見湖」
 奥只見ダムによって形成される人造湖。正式には銀山湖(ぎんざんこ)と呼ぶ。2005年に魚沼市の推薦により財団法人ダム水源地環境整備センターが選定するダム湖百選に選ばれているこの人造湖は、ダムや湖をモチーフに多くの小説家が小説を執筆している。
 特に三島由紀夫がダム設計技師の青年と人妻の出会いから破局までの愛の軌跡を描いた『沈める滝』は有名である。
  そして、奥只見湖をこよなく愛した文豪も居た。作家にして大の釣り師としても著名な開高健である。
 1970年6月、開高は『夏の闇』執筆の最終段階に入り湖畔の銀山平にて仕上げに掛かっていた。この地に2か月滞在していたがこの間に奥只見湖の魅力に惹かれ、これ以後度々訪れては釣りと景色を満喫していたという。
 当時開高が奥只見湖を評して『銀山湖畔の水は水の味がし、木は木であり、雨は雨であった』と表現し自然と同化する湖を激賞していた。

9時過ぎに川(ちょっと名前が・・?)に着きました。
今の時期が一番いいかも知れません。緑がいいんです。黄緑色でフレッシュなんです。
河原に下りたのですが、ハーブのようななんとも言えないイイ香り、緑の匂いなんです。
清々しい癒される香りです。何回も何回も深呼吸しました。この匂いを忘れないようにって思いました。
水もとっても綺麗。
遠くの山には所々雪渓があり素晴らしいコントラストを描いていました。
湖はとても広くて周りをドライブすると○○沢と名前が付いている所が沢山あり、雪渓の下から溶けた水が流れていて湖に流れ込んでいます。道を水が横断しているのです。小さな滝になっていたり、大きな滝もありで車を止めて水に手を浸すととっても冷たいのです。
開高健が自然と同化する湖を激賞したのが、良く分かるような気がしました。
ぜひぜひ行って見てください。奥只見湖オススメです。

あまりの自然の良さに、たびたび車を降りて写真を撮っていたので予定では5時ころ帰宅するはずだったのですが、11時過ぎてしまいました。実は、帰りにウインカーがウンともスンとも言わなくなりハザードも作動せず、PAで調べて貰ったところ修理できないとの事・・・! 帰りは車線変更せず、緊張して家までたどり着いたのでした。

家に着いて、テレビを見てた弟が「ホワイトアウト」やってるよ。って・・・。
ロケ地は、今日行った奥只見ダムだったんですね。
シンクロしてました。