歯の事(その1)

今日から齋藤道雄氏著”100歳まで元気の秘密は「口腔の健康」にあった!”からお知らせします。
人間の歯が32本ある理由
解答が「チャングム」にあった。チャングムとは朝鮮王朝の王の主治医を務めた女性で
NHKで放送された韓流ドラマでは、イ・ヨンエさんがチャングムを演じていました。
面白くて毎回楽しみに観ていました。
そのチャングムが県令の朴成述に人間の歯の数をたずねる次のようなくだりがある。
イ・ヨンエさんとの会話を想像してください)
「人間の永久歯が何本あるかご存知ですか?」
「32本じゃなかったか?」
「ご名答。では、前歯は何本ですか?」
「前歯は8本だ」
「そうです。では犬歯は?」
「2本だろう」
「違います。犬歯は全部で4本です。では奥歯は何本かおわかりですか?」
「奥歯は本数が多いな。よくわからん」
「合計で20本です。では、なぜ歯の種類ごとに本数が違うのでしょうか?」
「何か特別な理由がありそうだな。だが、わしにはわからん」
「前歯は野菜や果物を齧るのに使い、犬歯は肉など硬いものを噛み切るのに使います。
 奥歯は穀物をすりつぶすのに必要です。これは即ち、人が口にすべき食べ物の割合を
 示しています。歯の本数と同じく、野菜が8、肉類が4、穀類が20。
 つまり野菜と肉と穀物を、2対1対5の割合でとるのが健康に良いのです。どうぞ
 ご留意ください」

地球上の食文化は多様であてはまらない民族もあると思いますが、穀物中心の日本人には
あてはまりますね。

8020運動があります。80歳で自分の歯を20本残そうというものです。
体のどのパーツもそれぞれ大事ですが、これから何回か歯について書いて行きたいと思います。