JAXA 相模原キャンパス特別公開

7月27日(金)・28日(土)の2日間、JAXA相模原キャンパスの特別公開。
28日(土)に行ってきました。9時頃に家を出発。ど渋滞の中10時半過ぎにやっと着きました。
夏休みなのですごく混んでいるのは想像してましたが・・・・・・ものすごい人・人・人。
そして暑い・暑い・あぢ〜。老いも若きも汗だくです。

ウッハ〜!これ見ただけでカッコイイと思ちゃう私って・・・ガキですかね〜。
オタクでもなく、別段なんの知識も無いんですが、宇宙と言うだけで血が騒ぐってやつです。
取り敢えずロケットの写真ですよ。

まあ混み混みなのでスタッフに聞くのが一番と、オススメの回り方ってありますか〜と尋ねたら、
3・4・5号館は、通常は公開していないので先に見る方がいいとのアドバイス
早速行きました。
その前に予定としては、「はやぶさ」元プロジェクトマネージャーのお話と日本科学衛星
宇宙の探究の上映の整理券をもらう予定でしたが、すべての整理券は無く・・残念でした。
いろいろいろいろあるのですが、例えば、太陽発電衛星の研究、宇宙用電源と電子部品、
イプシロンロケット、先進プラズマロケット等など。
特に私が面白かった所は、
「電波無響室」

外部からの電波の混入を完全シャトアウトしているため、この室内では電波がほとんど
反射出来ないので、アンテナの性能を正しく測定出来る。
どこがどうスゴイかと言うと、電波無響室の壁一面に貼られている青いトゲトゲしたものが、
「電波吸収体」で炭素の粉を含んだスポンジ状の材質から出来ており、入射してきた電波を
10万分の1に減衰させる事ができ、この空間には不要な電波は存在できないため、電波的に
大変クリーンな空間となっている。
電波無響室では、これまで数多くの宇宙機搭載用アンテナを開発・搭載し、宇宙に送り出して
きました。

この円盤みたいなのが、水星探査機(MMO)搭載用高利得アンテナ。
水星は太陽にもっとも近い惑星であるため、地球の約11倍も高い熱環境状態にあります。
そのため通常のパラボラアンテナではなく、集光部を持たない平面アンテナ(ラジアルライン
給電ヘリカルアレイアンテナ)が搭載されています。宇宙機搭載用としては世界初の試み。
「再使用ロケット」

再使用ロケットとは、打ち上げたあと戻ってきて何度も使えるロケット。
ロケット開発は、莫大な費用がかかるので、再使用ロケットは必要ですよね。
「スペースサイエンスチェンバー」

宇宙では大気が極めて薄い状態(真空)ですが、この設備はそんな空間を作りだすことが出来ます。
この写真はチェンバー内にオーロラを作って見せてくれています。30分ほど並んで観ました。
オーロラと言っても、カーテンのように揺らめいている訳でなく、モヤモヤとして動きは有りません。

外では、月面探査ロボットのデモンストレーションをやっていました。

その他の写真もご覧ください。

子供もピーピー、チョロチョロしてるんだけど、オタクも突っ込んだマニアックな質問
したり、おじさん・おばさんもスタッフに質問したりとオモロイ空間でありました。